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03月19日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 鉾田市議会 2008-03-19
    03月19日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


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    平成20年  3月 定例会(第1回)                  平成20年第1回               鉾田市議会定例会会議録 第6号                                                    平成20年3月19日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 24番  石 﨑 良 一 君       12番  米 川 宗 司 君  副議長 17番  栗 田   洋 君       13番  菅 谷 達 男 君      1番  小 沼 幸 義 君       14番  小 泉 茂 尋 君      2番  小 川 一 彦 君       15番  友 部 政 德 君      3番  方波見 和 彦 君       16番  山 口   德 君      4番  水 上 美智子 君       18番  菅 谷 幸 雄 君      5番  入 江   晃 君       19番  田 口 清 一 君      6番  江 沼 久 男 君       20番  小 沼 洋 一 君      7番  小 沼 俊 秀 君       22番  勢 司 正 躬 君      8番  飯 塚 幸右衛門君       23番  高 野 隆 徳 君      9番  岩 間 勝 栄 君       25番  高 野   衛 君      10番  畠   長 弘 君       26番  倉 川 陽 好 君      11番  井 川 茂 樹 君                                              欠 席 議 員      21番  山 﨑   進 君                                        出 席 説 明 者  市     長  鬼 沢 保 平 君      建 設 部 長  塚 原 祐次郎 君  副  市  長  飯 島   茂 君      旭 総 合支所長  方波見 武 英 君  教  育  長  鬼 澤   明 君      大洋総合支所長  大 山 隆 夫 君  総 務 部 長  澤 田 純 作 君      水 道 部 長  渡 部 啓 一 君  市 民 部 長  風 間   守 君      健 康 福祉部長  小 山   久 君  教 育 部 長  東 峰 一 明 君    農業委員会事務局長  花 沢 俊 夫 君  産 業 経済部長  稲 垣   伸 君      会 計 管 理 者  本 澤 正 幸 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  戸 島 光 儀        書     記  川 崎 英 明  議 事 調査係長  沼 田   宏        書     記  高 柳   麗  庶 務 係 長  石 﨑 逸 代                                                                                議 事 日 程 第 6 号                              平成20年3月19日(水曜日)                                   午前10時00分開議開議                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 議案第1号から第10号について、委員長報告、質疑、討論、採決                 議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算                         議案第2号 平成20年度鉾田市国民健康保険特別会計予算                   議案第3号 平成20年度鉾田市老人保健特別会計予算                     議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算                  議案第5号 平成20年度鉾田市介護保険特別会計予算                     議案第6号 平成20年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算                 議案第7号 平成20年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算                  議案第8号 平成20年度鉾田市旭区域水道事業会計予算                    議案第9号 平成20年度鉾田市鉾田区域水道事業会計予算                   議案第10号 平成20年度鉾田市大洋区域水道事業会計予算             日程第3 請願第19―5号について、委員長報告、質疑、討論、採決                    請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願書日程第4 閉会中の継続審査について                                                                    1.本日の会議に付した事件議事日程に同じ                                                        午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(石﨑良一君) おはようございます。傍聴者の皆さんご苦労さまでございます。 ただいまから、平成20年第1回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 21番 山﨑 進君から会議規則第2条の規定により欠席届が提出され、本日の会議を欠席となりますので、ご報告いたします。 △発言の申し出 ○議長(石﨑良一君) 日程に先立ち市民部長から発言を求められておりますので、これを許します。市民部長。 ◎市民部長(風間守君) それでは、3月10日の議案第29号 鉾田市後期高齢者医療に関する条例の制定についての高野議員からの診療報酬の内容につきまして、簡単にご報告申し上げます。 後期高齢者医療制度の創設に伴う診療報酬の体系の概要につきましては、参議院厚生労働委員会法案審議過程におきまして、平成18年6月13日後期高齢者医療制度に関して附帯決議がなされ、後期高齢者医療の新たな診療報酬体系については、必要かつ適切な医療の確保を前提とし、その上でその心身の特性等にふさわしい診療報酬とするため、基本的な考え方を平成18年度中を目途に取りまとめ、国民的な議論に供した上で策定することとされました。これを受けまして厚労省は、社会保障審議会後期高齢者医療のあり方に関する特別部会を設置し、さらには中央社会保険医療協議会に諮問をいたしまして、平成20年2月13日に答申を得たものでございます。その後、厚労省は、20年3月5日並びに19日付で県知事あて診療報酬改定に関する告示通達を出しました。なお、現段階では鉾田市には通知はございませんので、保険医療関係団体の報道等により参考に申し上げます。 診療報酬の改定につきまして大きく2点でございますが、1点目でございます。後期高齢者の新たな診療報酬体系は、後期高齢者医療制度の20年度実施にあわせて創設されるもので、慢性疾患が多く、治療が長期化するといった後期高齢者の心身の特性にふさわしい医療を提供する観点を重視しています。後期高齢者に対する医療の多くは、その範囲や内容が74歳以下の者に対するものと大きく異なるものではなく、患者個々人の状態に応じて提供されることが基本となります。すなわち医療の基本的な内容は、74歳以下の者に対する医療と連続しているので、75歳以上であることをもって大きく変わるものではありません。 主な項目としては、入院医療では入院の前後に継続的な診療が行われる取り組みの評価、さらに在宅医療では病状の急変や診療方針の大きな変更などがあった場合、関係者が情報を共有する場合の評価、外来医療では後期高齢者診療料の新設。一方、終末期医療に関する診療報酬上の評価も新たなに盛り込まれることとなりました。 2点目ですが、処方せん様式の変更がございます。今回の診療報酬改定後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品の使用促進に力を注ぎ、薬価の安い後発医療品を使うことで医療費を抑えるのがねらいであるということがございます。 以上、診療報酬改定に当たりまして、平成20年2月20日国保新聞の報道により外来患者負担のモデルケースの算定記事がございました。これによりますと、窓口の負担及び薬局負担は現行よりも安くなるということでございます。以上です。 △諸般の報告 ○議長(石﨑良一君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、ご報告いたします。 次に、閉会中に経済建設常任委員会厚生文教常任委員会による行政視察が実施され、それぞれの委員長より報告書が提出されております。経済建設常任委員会委員長厚生文教常任委員会委員長の順に報告をお願いいたします。経済建設常任委員会委員長 小泉茂尋君。          〔経済建設常任委員会委員長 小泉茂尋君登壇〕 ◎経済建設常任委員会委員長小泉茂尋君) 経済建設常任委員会による行政視察研修を実施しましたので、鉾田市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。 1 実施日 平成20年1月21日から22日。 2 出席者 小沼幸義委員小川一彦委員江沼久男委員小沼俊秀委員岩間勝栄委員、私、山口 德委員、田口清一委員、倉川陽好委員の計9名であります。 3 研修場所 千葉県鴨川市横渚1450 鴨川市議会事務局 鴨川市成川34―2、鴨川市ふるさと回帰支援センター 鴨川市平塚540 大山千枚田。 4 目的 都市部からの移住者や移住希望者などを対象者に、空き家、農地などの情報提供及び新規就農者への農業指導や研修会など、田舎暮らしを求める人々に対し、積極的に支援を行っている鴨川市にて研修を実施し、今後鉾田市の地域活性化を図ることを目的とする。 5 内容 鴨川市ふるさと回帰支援センター事業について。(1) 事業内容について、(2) 課題と展望について。 1月21、22日の2日間、千葉県鴨川市にて行政視察研修に行ってきました。この研修の目的は、当鉾田市には都会からの定住者の方々が移り住んでいますが、地域の住民の皆様と定住者の方々との交流の共生を図ることが、これからの鉾田市にとって大きな課題でもあります。鴨川市では、地方での生活を望む都市生活者定年退職者を中心に健康で安らぎある生活を求めて、また新たなふるさとを求めている大都市生活者に、鴨川市ふるさと回帰支援センターを立ち上げて田舎暮らしをサポートしています。当委員会では、これらの事業にどのように取り組んでいるのか、またこれからの問題について、現地での現況や行政の取り組みについての行政視察研修を行いました。 鴨川市は、天津小湊町と鴨川市が合併し、今年で3年が経過、人口は3万5,898人、年間の平均気温が15.8度と温暖な海岸線、のどかな田園風景の自然環境に恵まれ、観光地としても日蓮聖人生誕の地や鴨川シーワールド、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツの盛んな観光地でもあります。 この事業に取り組むきっかけは、中山間集落を中心に、農業従事者の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加や、離農による農村集落機能の低下が懸念される中、平成8年度から地域住民と一体となって、都市との交流により地域農業の振興を図るべく鴨川市リフレッシュビレッジ事業に取り組みました。その結果、「大山千枚田(棚田)」、「みんなみの里」に多くの都市住民が訪れており、特に米づくり体験オーナー制度は鴨川市農業特区に認定されています。これらの都市と農村の交流経過で、移住して農業を志す人や自然環境にあこがれて移住を希望する人が増加する傾向にあることから、平成16年度に市内の関係団体等と連携、ふるさと回帰支援センター連絡協議会を設立しました。 平成19年度に鴨川市ふるさと回帰支援センターをリニューアルオープンしました。地域の活性化を目指し、自然が豊かな田舎での暮らしを希望する都市住民を誘致するなどをしています。また、移住者や移住希望者を対象に、空き家、農地などの情報提供をしているようです。移住する人たちは、ある程度の経済力のある人たちが多いようです。歌手の加藤登紀子さん、最近では報道番組でおなじみの高野孟さんが住んでいるとのことです。また、これらの人たちは地域の講演会などにも協力するなど、当初の目的の地域住民と都市からの定住者の方たちとの交流や共生も徐々に進んでいるかと思われます。 これからの鉾田市も、定住者の方たちと交流や共生によるまちづくりのためにどのように取り組んでいくのか参考になる行政視察でした。 以上で経済建設常任委員会行政視察研修の報告といたします。 ○議長(石﨑良一君) 厚生文教常任委員会委員長 友部政德君。          〔厚生文教常任委員会委員長 友部政德君登壇〕 ◎厚生文教常任委員会委員長友部政德君) 厚生文教常任委員会行政視察研修報告書。 平成20年2月21日、22日に厚生文教常任委員会による行政視察研修を実施しましたので、鉾田市議会会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告いたします。 1 実施日 平成20年2月21日と22日。 2 出席委員 方波見和彦委員水上美智子委員、入江 晃委員、畠 長弘委員、栗田 洋委員、菅谷幸雄委員石﨑良一委員、それと私、8名です。 3 研修場所 群馬県利根郡みなかみ町後閑318番地 みなかみ町役場 新治統合小学校建設現場。 4 目的 統合小学校建設事業について、みなかみ町で研修を行い、今後鉾田市の小学校統廃合計画に寄与することを目的とする。 5 内容 新治統合小学校建設事業について。(1) 統合経過について、(2) 統合計画について、(3) 地域住民合意形成経過について、(4) 統合小学校建設現場視察。 みなかみ町は、平成17年10月1日、利根郡西部3町村、月夜野町、水上町、新治村が合併して誕生した町。人口が2万3,420人、8,289世帯(平成19年10月1日現在)であります。日本一大きな「坂東太郎(利根川)」の源流にあり、首都圏の2,900万人の生活を支える利根川の水をつかさどる重要な役割を担っています。合併によって、町内には4つの中学校、総生徒数698人と9つの小学校、総児童数1,237人(平成19年4月1日現在)が在籍しています。今回視察した新治小学校は、3つの小学校を統合して平成20年4月に開校する学校です。では、なぜ統合しなければならなかったのか。 1 急激に少子化が進んでいること。統合する3つの小学校の児童数は、平成2年653人が10年後の平成12年には495人になり、平成19年には384人、新巻小学校が198、須川小学校が115、猿ヶ京小学校が71となっている。58.8%の減少率であり、今後も少子化が進んでいくと思われる。 2として、教育施設の老朽化が著しいこと。統合する各学校の校舎及び体育館には、築後50年を経過したものがあり、IS0.3の体育館、新耐震基準の平成3年から4年に建築された校舎、体育館もあるが、全体から見ると築後の年数が経過して老朽化が著しいことである。 検討経過について。1 入須川小学校の統合について協議が開始される。統合について、PTA及び地区説明会等が行われる。 2 新治村教育環境検討委員会が発足される。入須川小学校の統合問題、新治の教育現状と課題が検討された。新巻、須川、猿ヶ京、入須川の4小学校区で教育施設整備等について検討会を開催する。平成13年4月から5月。 3 新治村立小学校統合検討委員会が発足される。平成14年2月から16年1月。 村長の諮問を受け、委員会を立ち上げ、「小学校の統合」について本格検討が始まり、その中で入須川小学校須川小学校へ統合することが決定された。新巻、須川、猿ヶ京の3小学校で、統合に伴う1村「1校」、「2校」、「小中併設」案について説明会を開催し、保護者からの意見集約を図る。平成15年6月から7月。 小学校統合に伴う20区住民への説明会開催。全戸配布による呼びかけを開催した。住民からの全体的な意見としては、「今後の少子化等から統合はやむを得ない」とのことであった。平成15年10月から11月。 住民及び保護者の意見等を集約する中で同委員会の検討結果としては、「今後の少子化等を考慮し、統合はやむを得ない。」旨の答申を村長へ提出する。また、統合検討委員会を解散し、新たに建設委員会等を計画するよう、あわせて答申する。平成16年1月。 委員会の構成は、小学校PTA12名、幼保保護者代表6名、議会7名、教育委員5名、村助役1名の計31名であり、7回開催されている。 4 新治村立小学校統合計画建設委員会を発足する。平成16年6月から現在まで。 平成17年3月開催の第9回建設委員会において、統合小学校の場所は現在の新巻小学校用地に決定し、須川小学校幼保一体化施設とし、猿ヶ京小学校社会教育施設等として活用する方向で結論が出され、村長に答申される。答申に基づき、3学区住民説明会を開催し、統合場所の選定及び空き校舎利用等についての説明を行い、3会場での意見を集約すると、強固な反対者は少数いたものの、総体的には建設委員会の答申内容を尊重する方向で理解をいただくことができた。平成17年5月。 小学校統合建設計画設計業者選定、設計内容の検討及び建設全般について協議検討を行っており、委員会開催は21回を数え、現在も継続中である。建設委員会の構成は、行政区代表20名、小学校PTA8名、幼保保護者代表2名、小学校校長4名、幼保園長2名、議員4名、教育委員7名、学識経験者5名、村助役1名の53名である。 5 小学校統合に反対の住民が「統合反対の請願書」を提出する。平成17年6月です。住民の半数に当たる3,500名の統合反対署名を集め請願書が提出されたが、新治村6月定例議会において同請願について採決されたが、議会は賛成少数で不採択とした。なお、統合反対派の人々は年配の方が多く、地域のシンボルとしての学校がなくなると活気が失われる等の意見でした。 6 小学校統合を推進する小中幼保の保護者が、統合に伴う合同説明会を開催し、子供たちの教育環境について協議を行う。平成17年6月です。 説明会での協議により、「新治村統合小学校早期実現を求める保護者の会」を結成し、新治村6月議会に「早期統合を求める請願書」を提出した。議会は、同請願書について採決する中で、子供を持つ親の意見を尊重し、賛成多数で「採択」をした。 7 平成17年10月1日、鉾田市より10日早く、月夜野町、水上町、新治村の3町村による合併が行われた。 8 新みなかみ町の初議会において、新治統合小学校建設計画に伴う事業予算が承認された。平成18年、平成19年、平成20年、3年間の継続事業で、事業費は14億8,043万1,000円です。内訳として、校舎が4,561平米で工事費8億9,386万5,000円、体育館902平米で工事費2億3,190万3,000円。その他の事業として食堂棟、家庭科室、プール改修、進入道路、校庭整備等として工事費3億5,466万3,000円。支出合計で14億8,043万1,000円です。 では、その事業費の財源はどのようかと。事業費の財源の内訳でありますけれども、国庫補助3億3,833万3,000円、県補助金98万8,000円、合併特例債10億7,430万円、教育基金6,681万円。事業費抑制のため、現在ある小学校用地に決定し、仮設校舎を用いなかったと。仮設校舎をつくった場合には、約1億3,000万円の出費がかかるということです。 9 新治統合小学校建設計画実施計画書が完成する。 10 教育委員会統合小学校整備に伴う国庫補助金申請を行う。 11 統合小学校建設に伴う解体工事が着手される。平成18年7月です。 12 統合小学校校舎建設工事が着手される。平成18年9月。 13 統合小学校体育館建設工事着手される。18年12月。 14 校舎、体育館の建設工程会議を実施する。18年夏から現在まで。毎週1回工程会議を実施しております。校舎に対しては53回、体育館に対しては42回。 15 平成19年12月議会で学校建設条例を改正した。それに基づき、新巻、須川、猿ヶ京の3小学校を廃校とし、統合小学校名を「新治小学校」とするとともに、群馬県教育委員会学校名変更等の届け出を提出した。 16 平成20年4月1日、児童数364名、普通学級15学級として新治小学校が開校となります。 みなかみ町では、遠距離通学になってしまう地区の幼児、児童生徒をスクールバス送迎で対応してきました。今回新治小学校開校に当たってスクールバスを2台ふやし、計8台(大型5台、小型3台)で対応する計画であるとのことでした。 役場での研修の後、建設中の新治小学校を視察しました。国道17号線沿いにあり、校舎、体育館は完成し、4月に開校を迎えるばかりでした。建物は、鉄筋コンクリート3階建てで採光性がよく、内装の家具、建具、腰壁等には群馬県産のカラマツ、ヒノキ、杉などがふんだんに使われており、温かみのある仕上がりでした。 鉾田市も、規模は違いますが、今後も少子化は進んでいくこと、昨年11月厚生文教常任委員会で市内24校の視察調査をした結果、校舎、体育館等建築後の年数が過ぎており、老朽化が著しいことを考えると、何らかの対応策をとらなければならない時期に来たと思います。鉾田市学校適正規模 適正配置検討委員会を立ち上げるとのことですが、研修においてみなかみ町の職員が言っておりましたが、構成委員は多いほうがよかったとのことです。今後いろいろ検討していっていただくことをお願いします。 以上、厚生文教常任委員会による行政視察研修の報告といたします。 ○議長(石﨑良一君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 △議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算 議案第2号 平成20年度鉾田市国民健康保険特別会計予算 議案第3号 平成20年度鉾田市老人保健特別会計予算 議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算 議案第5号 平成20年度鉾田市介護保険特別会計予算 議案第6号 平成20年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算 議案第7号 平成20年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算 議案第8号 平成20年度鉾田市旭区域水道事業会計予算 議案第9号 平成20年度鉾田市鉾田区域水道事業会計予算 議案第10号 平成20年度鉾田市大洋区域水道事業会計予算 請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願書 ○議長(石﨑良一君) 日程第2 これより議案第1号から議案第10号並びに日程第3 請願第19―5号についてを一括議題といたします。 日程に従い、それぞれ常任委員会が開催されましたので、総務企画常任委員会委員長経済建設常任委員会委員長厚生文教常任委員会委員長の順に、審査の経過並びに結果について報告をお願いいたします。 総務企画常任委員会委員長 菅谷達男君。          〔総務企画常任委員会委員長 菅谷達男君登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長菅谷達男君) 3月12日の本会議において総務企画常任委員会に付託されました案件について、翌13日委員会を開催し、執行部の出席を求め、慎重に審査を行いました。 本委員会に付託され、審査を終了した案件は、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算、第1条第1表、歳入歳出予算中、歳入中総務企画常任委員会所管事項、歳出1款議会費、2款総務費中総務企画常任委員会所管事項、8款消防費、11款公債費、12款諸支出金中総務企画常任委員会所管事項、13款予備費、請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願書であります。審査経過並びに結果について報告いたします。 審査経過の概要として、議案第1号の歳入については、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金が前年と比較し増加している理由についての質疑がありました。また、原子力地域振興事業費補助金、原子力発電施設等広報安全対策交付金並びに電源立地地域対策補助金の活用についての質疑に対し、平成20年度の計画として排水路整備事業、市道改良工事、児童に対する啓蒙活動、市道整備工事を予定しているとのことでした。 歳出は、議会費の議場改修事業について質疑があり、議場の音声が聞き取りにくいとの苦情があるため、スピーカーシステム改善を求める提案がありました。 総務費については、公用車の燃料の契約において石油業協同組合と契約をしているが、公用車も相当の台数があるので、スタンドで燃料を入れる場合は一部の業者に偏らないよう各課に指示されているが、改善はされているのかという質疑がありました。 県首都機能移転促進協議会負担金については、国レベルにおいて凍結されている状況があるにもかかわらず予算化されているが、どのような事業なのかという質疑に対し、首都機能移転が行われるよう、国会等に要望活動を行っていくとのことでした。 茨城空港利用促進等協議会負担金について、事業内容の質疑に対し、国内線の就航促進、国際線の就航促進、セールスを目的としたエアポートセールス支援事業、空港貨物調査検討事業及び旅行商品造成事業ということでした。 乗合自動車運行事業については、今年度運行範囲が拡大される地域についての質疑に対し、大竹地区、白塚地区の一部に範囲が拡大されるとのことでした。 消防費については、消防施設の整備について以前は地域住民の負担もあったが、平成20年度はどうなのかとの質疑に対し、消防活動に最低限必要なものについては市負担とするが、消防機庫整備については補助金で対応するとのことでした。 公債費については、利子についての質疑に対し、借り入れの時点で返済期限が決められており、繰上償還ができないため、元利ともに計画的に支払っている状況であるとのことでした。 議案第1号の本委員会所管事項については、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願書については、平成19年第4回定例会において付託され、さらなる精査が必要ということで継続審査としてきました。本年2月13日、現地を調査確認、3月13日に再度委員会を開催し、審査したところ、旧鉾田駅近辺には公園がないため、住民から憩いの場としての公園設置の要望も多く、また住民運動による商店街の活性化も図られる等の意見もありましたが、費用対効果を考慮した結果、本市において旧鉾田駅跡地の土地利用計画がなく、さらにその敷地内には国有地等が含まれており、一体的な土地利用を図る際には制限があるとの理由で、採決の結果、賛成少数により不採択としました。 以上が本委員会に付託され、審査を終了しました案件についての審査の経過と結果であります。以上、総務企画常任委員会の報告といたします。 ○議長(石﨑良一君) 経済建設常任委員会委員長 小泉茂尋君。          〔経済建設常任委員会委員長 小泉茂尋君登壇〕 ◎経済建設常任委員会委員長小泉茂尋君) 3月12日の本会議において経済建設常任委員会に付託されました案件について、14日委員会を開催し、執行部の出席を求め、慎重に審査を行いました。 本委員会に付託され、審査を終了した案件は、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算、第1条第1表、歳入歳出予算中、歳入中経済建設常任委員会所管事項、歳出、2款総務費中経済建設常任委員会所管事項、4款衛生費中経済建設常任委員会所管事項、5款農林水産費中経済建設常任委員会所管事項、6款商工費、7款土木費中経済建設常任委員会所管事項、10款災害復旧費、12款諸支出金中経済建設常任委員会所管事項、議案第6号 平成20年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算、議案第7号 平成20年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算の3件であり、審査経過並びに結果について報告いたします。 審査経過の概要として、議案第1号においては、歳入について市営住宅使用料の滞納者が年々増加傾向にあり、徴収率も悪い状況にあります。また、連帯保証人の保証能力のない人が保証人に登録されている現状もあり、今後の改革が必要であると考えます。また、道路特定財源について、本市においてどのような影響があるか質疑があり、5億4,000万円程度の影響があるとのことです。 歳出については、合併浄化槽について、県からの補助により、高度処理の窒素、リンを除去できるものが28基、窒素だけ除去できるものが9基、通常のもの27基を北浦流域と今回新たに涸沼の国道51号線北側に設置される予定です。また、浄化槽撤去として、昔つくられていた単独浄化槽を合併浄化槽にかえるために1基に対し9万円の県の補助が見込まれるので、10基分予定しているとのことでした。 農業振興について、20年度は助成金がふえているが、JAに属するか任意組合でないと補助は難しいとのことでした。今後は、認定農業者の団体をつくって補助を促していくようです。 産地ブランドアップ振興協議会事業が新規事業で計画されており、4月16日に協議会が設立されるとのことでした。中小企業に協力をもらい、農産物の加工に取り組んでいくとのことでした。農業、商工、水産、園芸関係すべてを含めた産業祭を実施する計画にあり、看板等も今後作成する予定とのことです。 また、観光PRキャラクターも、6月ごろを目安に募集をかけて認証し、イベントや加工品の表示等に活用していくとのことでした。イベント開催として、11月29、30日の2日間にわたり鉾田総合運動公園を貸し切っての産業祭も予定されており、NHKの協賛も得ているとのことなので、メディアを使って大いに盛り上げていただきたいと思います。 土木費については、市道維持補修事業、特定防衛施設関連市町村調整交付金事業、電源立地地域対策交付金事業、地方特定道路整備事業、百里飛行場周辺道路改修等補助事業について質疑がありました。 議案第1号の本委員会所管事項について採決した結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 議案第6号では、舟木地区の農業集落排水事業について今年度から実施されており、1期が23年度までで2期が28年度までの計画で、総事業費27億6,000万円が予定されているとのことでした。対象世帯は400戸で1,750人ほどが見込まれるとのことです。 議案第7号では、公共下水道事業について、全体として平成46年度までを見込んでいるが、全体330ヘクタールのうち99ヘクタールについて23年度を見込んでいるとのことです。 議案第6号、議案第7号ともに採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。経済建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(石﨑良一君) 厚生文教常任委員会委員長 友部政德君。          〔厚生文教常任委員会委員長 友部政德君登壇〕 ◎厚生文教常任委員会委員長友部政德君) 3月12日の本会議において、厚生文教常任委員会に付託されました案件について、14日委員会を開催し、執行部の出席を求め、慎重に審査を行いました。本委員会に付託され審査を終了した案件は、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算、第1条第1表、歳入歳出予算中、歳入中厚生文教常任委員会所管事項、歳出、2款総務費中厚生文教常任委員会所管事項、3款民生費中厚生文教常任委員会所管事項、4款衛生費中厚生文教常任委員会所管事項、7款土木費中厚生文教常任委員会所管事項、9款教育費、12款諸支出金中厚生文教常任委員会所管事項、議案第2号 平成20年度鉾田市国民健康保険特別会計予算、議案第3号 平成20年度鉾田市老人保健特別会計予算、議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算、議案第5号 平成20年度鉾田市介護保険特別会計予算、議案第8号 平成20年度鉾田市旭区域水道事業会計予算、議案第9号 平成20年度鉾田市鉾田区域水道事業会計予算、議案第10号 平成20年度鉾田市大洋区域水道事業会計予算であります。 審査期日 平成20年3月14日。 審査結果 議案第1号 全会一致可決、議案第2号 全会一致可決、議案第3号 全会一致可決、議案第4号 全会一致可決、議案第5号 全会一致可決、議案第8号 全会一致可決、議案第9号 全会一致可決、議案第10号 全会一致可決であります。 審査経過の概要として、議案第1号の歳入に関して、保育所運営費負担金における個人滞納分の質疑があり、19年度から保育所に収納事務の委託をして、保育所と協力しながら滞納整理事務に全力を挙げて取り組んでいるということでした。 軽自動車税は、19年度に対し444万円増を見込んでいることについては、ガソリンの高騰により軽自動車の需要増が予想されるため、増収になるとのことでした。 民生費については、敬老長寿褒状事業の食料費の増についての質疑があり、昨年度はお茶のみの配付でしたが、20年度はあめ等を配付するとのことでした。高齢者クラブ活動事業についての質疑があり、19年度に対して予算が減になっているのは、県からの補助金が減り、20年度からは補助金を1クラブ基本額3万7,400円としたためでありました。また、子育てサポート支援事業についての質疑があり、平成19年10月から始まり、利用会員、協力会員が約60名で、協議件数は8件、サービスを受けている方はまだいないとのことでした。 衛生費では、結核予防事業について、19年度までは予算化されておりましたが、結核予防法がなくなったため、20年度からは感染症予防として、母子保健事業と健康増進事業に振りかえて実施するとのことでした。 「ほっとパーク鉾田」と「とっぷ・さんて大洋」の管理運営事業について、両方の事業費を合わせると1億円以上の多額の運営費を支出しており、また施設整備事業費などの支出もある中、鉾田市の歳入としては入湯税のみということで、使用料について予算化し、より効率的で効果的な運用に努めてもらいたいという提言がありました。 教育費の中で学校給食センター整備事業の用地については、現在候補地が何カ所かはあるが、さらに適正な場所があるか現在調査中であるそうです。面積は6,000平米前後の用地、建物は1,200平米から1,500平米ぐらいを考えている。用地が決まり次第、買収、測量を経て基本設計に入っていくそうです。また、基本設計の方向性について、今後少子化が進んでいく中、どのくらいの規模のセンターを建てていくかという質疑では、旭給食センターはそのままにして2極方式を考えているが、今後クラス数が減っていくと、1極方式にするかは検討していかなければならない課題であるということでした。 ことばの教室事業について質疑があり、合併前から旭幼稚園では指導員2名を配置し、この事業を行っており、言語障害や情緒に関する障害が見受けられる園児、児童を対象に指導していくという事業である。この事業を20年度は全部の幼稚園に広げていくそうです。 大洋中学校体育館整備事業の委託料2,262万8,000円の内容については、大洋中学校の体育館は19年度に耐力度調査をした結果、老朽化が進んでおり危険であるため、全部取り壊し新築する予定であります。20年度に設計し、21年度に工事着工する計画であるとのことであります。 採決の結果、議案第1号の本委員会所管事項については、全会一致で原案のとおり可決しました。 議案第2号 平成20年度鉾田市国民健康保険特別会計予算、議案第3号 平成20年度鉾田市老人保健特別会計予算、議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決しました。 介護保険特別会計の滞納繰越分について質疑があり、介護保険料は2年が過ぎると消滅期間ということで消滅してしまうので、収納課と連携しながら、職員が夜電話で督促したり、嘱託徴収員が徴収に回るなどして滞納整理に努めているとのことです。 議案第5号について採決の結果、全会一致で原案のとおり可決しました。 各水道事業会計については、今3地域別々の会計で、市民が同じように水を使っていても料金が異なるが、統合する予定はないのかとの質疑があり、水道事業の統合については、旭、大洋区域はほぼ工事が終わるが、鉾田区域は25年度に工事が終わる計画であるため、鉾田区域の工事が終わる段階で3区域の水道事業を合併するという合併協議会での協定事項となっている。また、料金についても、一度に合わせるのではなく、段階的に料金を改定していくという協定事項となっているので、20年度には料金の段階的な改定に向けた事務作業を考えているところだそうです。 それぞれの区域の水道会計について採決の結果、すべて全会一致で可決しました。 以上が本委員会に付託され、審査を終了しました案件についての審査の経過と結果であります。以上、厚生文教常任委員会の報告といたします。 ○議長(石﨑良一君) 10分間休憩いたします。                午前10時55分休憩                                                        午前11時05分開議
    ○議長(石﨑良一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、質疑を行います。質疑ありませんか。高野 衛君。 ◆25番(高野衛君) 厚生文教常任委員会委員長にお尋ねをいたします。 議案第4号の平成20年度の鉾田市後期高齢者医療特別会計の予算についてでございますが、審議の結果のみということで、経過についての報告がありませんでした。今年4月実施の後期高齢者医療制度については、診療報酬の引き上げもですね、改定もされているようであります。75歳以上のお年寄りが病院で1回受診するとですね、今回の後期高齢者医療制度では診療報酬は6,000円が限度となっているようでありまして、病院の関係者から伺っております。仮に検査が必要だということで胃カメラを使用するというようなことになった場合、1万円以上かかるそうであります。75歳以上のお年寄りは、そうしますと本当にわずかな医療、薄い医療を受けざるを得ない。胃カメラさえですね、使用することができないような、そういう事態にありまして、この制度はまさに最悪の医療制度だと言わざるを得ないと思います。今回の特別会計の中でどのような議論がされたのか、質疑があったのか、その点につきましてお尋ねをいたします。 ○議長(石﨑良一君) 厚生文教常任委員会委員長 友部政德君。 ◎厚生文教常任委員会委員長友部政德君) 議案第4号に対しては、委員からは特段の質疑の内容はございませんでした。そういう中で、鉾田市の現在の人口、平成19年12月末現在ですけれども、5万2,199人、その中で俗に言う後期高齢者ですね、75歳以上の方は6,646人おります。その前段階の65歳以上75歳未満が6,425人と。両方会わせると約1万2,000人ですか。もう人口の約4分の1が高齢者ということになります。今後も高齢者はふえると思いますけれども、この医療に対して、先ほど最初に市民部長からも答弁がありましたように、国のほうでも可決され、鉾田市としても茨城県の後期高齢者の事務組合に入りまして4月1日からするわけですので、委員会としては特別質問もなかったわけで、全会一致で採択とした結果でございます。 ○議長(石﨑良一君) ほかに質疑ありませんか。倉川陽好君。 ◆26番(倉川陽好君) 済みません、文教委員長にちょっとお尋ねしたいんですけど、「ほっとパーク」と「とっぷ・さんて」の管理運営事業について、使用料について予算化というような質疑があったそうですけれども、これは多分指定管理者制度になったら、そういう制度がなくなっちゃっているので、管理委託料を下げるということが求められることであったのにかかわらず、報告書に対してこのような使用料ということを書いたのは、指定管理者制度の何がまだ理解されていないのかなと思います。 あともう一つ、給食センター整備事業が用地買収というようなことでありますけれども、旧大洋村には鉾田境に2町歩の土地があります。あれを買えば用地買収費が大幅に削減されるわけでございますので、これらについてはどのような審議がされたのか。 あと、総務の19―5号というのは、かしてつのやつは後でやるんですか。今やっぱり一緒ですか。 ○議長(石﨑良一君) 一緒で結構です。 ◆26番(倉川陽好君) 一緒ですか。これについてお尋ねしたいんですけど、これは本当に住民の方からのいろんな意見があって、紹介議員が8人もいたと。その中で、本当に大事なので継続審査ということで慎重に協議をし、現地も視察したと。その中で、国有地があるのでどうのこうのという形がありましたけど、現地視察したならば、国有地がどのくらいの面積で、どのくらいの場所があったのかについてだけお尋ねします。 ○議長(石﨑良一君) 厚生文教常任委員会委員長 友部政德君。 ◎厚生文教常任委員会委員長友部政德君) まず、「とっぷ・さんて大洋」の管理委託料の件でありますけれども、平成20年度の予算の中にも「ほっとパーク」管理運営事業に8,400万円、「とっぷ・さんて大洋」管理事業費として4,950万円、これだけの予算計上がありますけれども、委員会の中では効率的、効果的な運用に努めてもらいたいという点がありまして、指定管理者制度も両事業ともとられるというわけですけれども、細かい内容についての質問はありませんでした。ただ、「とっぷ・さんて」については、監査委員のほうより指摘事項が4点ありますけれども、指摘されるということは委員会の始まる前に私も知らされておりまして、指摘事項4点、要望事項1件があるということでございました。内容については、先ほど全協で決まりましたように、各議員方に配付するということだそうですので、それをお目通しいただければと思います。 あと、学校給食センターですけれども、旧大洋村との境に土地があるということでしたけれども、都市計画法とかいろいろな制約があるということを学校部長から聞いておりまして、ただその土地が給食センター用地として適当なのかどうか、委員会の報告にもありますように今後検討していくということですので、いろいろな土地があると思います。あとは検討して結果を出していくものと思われます。以上です。 ○議長(石﨑良一君) 総務企画常任委員会委員長 菅谷達男君。 ◎総務企画常任委員会委員長菅谷達男君) 国有地がどの程度の面積であるのかというご質問でございますが、結論からいいますと、面積については、勉強不足で正確にわかっていないというのが率直なところです。ただ、その資料につきましては、各委員にだけは配付してありますが、法定外水路が3カ所含まれていると、そのように調査をいたしました。以上でございます。 ○議長(石﨑良一君) 倉川陽好君。 ◆26番(倉川陽好君) 友部委員長からあったのに、「使用料について予算化し、より効率的でより効果的な運用に努めてもらいたいという提言がありました」ということが書いてなければ何も言わなかったんだけど、これが書いてあること自体が、管理運営費を委託料を安くするように抑えてもらいたいというような何でまとめてあるんならばいいんだけど、使用料についてどうのこうのというのが載っているからおかしいなと思ったのと、あと基本設計が何とか、用地が決まり次第買収、測量ということがあったので、本当にこれはもともとの市有地を使わないで用地買収をするのではないかというようなことを読むので、都市計画がどうのこうのというようなことは多分詭弁にすぎないのかなと私は思うので、それらについてだけお尋ねしたので、答弁だけで結構です。 ○議長(石﨑良一君) 厚生文教常任委員会委員長 友部政德君。 ◎厚生文教常任委員会委員長友部政德君) 給食センターのほうの土地は、もちろん市の財産である市有地も含めての検討でありまして、今検討中ということでお考えいただきたいと思います。そこも、市有地も一緒の検討地域には入っているということです。 ○議長(石﨑良一君) 質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) 質疑を終結いたします。 これから討論を一括して行います。 議案第1号について、討論の通告がありますので、これを許します。 初めに、原案に反対者の発言を許します。高野 衛君。 ◆25番(高野衛君) 私、日本共産党の高野 衛は、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算に反対の立場から討論を行います。 市税において、定率減税の廃止などにより市民税が増税なる一方で、株式の配当や譲渡益に対しては軽減税率が実施され、大資産家優遇となっているのであります。65歳以上の高齢者で介護認定者は障害者控除が受けられることをせめて対象者全員に通知することを、私はこれまで繰り返し求めてまいりましたが、今年度の確定申告前にも通知が送付されず、周知の徹底さえ図られていない鉾田の市政となっているのであります。 次に、鉾田市は、百里基地での日米共同訓練を容認し、住民無視の立場をとり続けているのであります。そして、百里基地での民間共用化は、日米共同訓練はもとより、成田や羽田空港の区域とも重なって管制が錯綜するなど、飛行機を利用する者にとりましても大変危険な計画となっております。このような計画を推進する予算も計上されているところであります。 既に計画が破綻している首都機能移転を今なお推進する予算まで見受けられます。 農業の予算では、外国の米を輸入する一方で、国内では稲作においての減反を強める国の政策を推し進められようとしております。今必要なのは、耕作放棄地や転作できる条件を整備し、食料自給率向上を目指す政策の転換こそ求められていると思います。 教育費において、学校給食センターの基本設計予算が計上されておりますが、今自校方式こそ見直されております。センター方式になることを知らない住民も多数おり、住民への説明と理解がされないまま進めようとしていることは、民主的原則を踏み外すものであり、認めることはできないものであります。 消防費において、ホース巻き取り機などの購入費用の一部を住民に負担させるなど、地方財政法や消防組織法にも違反をする内容となっております。 また、難病患者に対する福祉手当の支給が実施されたことや県市議会議長会主催の海外視察の予算が計上されなかったことは、かねてから日本共産党が強く求めてきたものであり、評価をするものであります。 以上の理由から、議案第1号に反対をいたします。討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) 原案に賛成者の発言を許します。菅谷達男君。 ◆13番(菅谷達男君) 私は、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算に対しまして賛成の立場から討論を行います。 平成20年度予算説明書の中で述べられていますが、我が国の財政は平成19年度末の国と地方を合わせた長期債務残高が773兆円に上る見込みであるなど、依然として厳しい状況にあります。地方の財政についても、地方税収や地方交付税の原資となる国税収入の伸びが鈍化する中で、一般財源総額の確保は予断を許さない状況にあります。 本市にも健全な財政運営が求められている中、歳出面で事業の厳選による大胆な削減に努めた跡が見受けられる一方で、特色を生かした地域づくりの推進に向けたまちづくり基金の創設、次代の社会を担う子供が健やかに生まれ育成される環境の整備を図るための次世代育成支援対策事業、雇用の場の確保を図るための労働対策事業の実施、児童生徒に安全で衛生的な給食を提供することにより教育環境の充実を図る学校給食センター整備事業の着手、高齢者の生活支援事業の充実など、限られた財源を有効に活用しているところが随所に見受けられます。 以上の理由から、議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算は適切であると認め、賛成するものでございます。以上で討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) 議案第2号について、討論の通告がありますので、これを許します。 初めに、原案に反対者の発言を許します。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) 次に、議案第4号について討論の通告がありますので、これを許します。 初めに、原案に反対者の発言を許します。高野 衛君。 ◆25番(高野衛君) 議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計の予算について、反対の立場から討論を行います。 今年4月から始まる75歳以上の後期高齢者を対象に後期高齢者医療制度をつくり、過酷な負担と医療内容を制限する内容となっています。具体的には、現在扶養家族となって保険料を負担していない人も含め、75歳以上のすべての高齢者から保険料を徴収し、年金天引きをするものであります。保険料を払えない人からは保険証を取り上げ、医療を受けることを困難とするものであります。そして、受けられる医療を制限し、差別をする別立て診療報酬を設ける内容となっているのであります。そもそも病気になりがちな高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく、十分な医療が受けられるようにすべきであり、差別医療を押しつける国はどこにもありません。後期高齢者医療制度の中止、撤回を求め、議案第4号に反対をいたします。以上で討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。倉川陽好君。 ◆26番(倉川陽好君) 後期高齢者医療制度について賛成の立場から討論をいたします。 今回の後期高齢者医療制度は、鉾田市単独ではなく、茨城県内の連合会で設けて、市から連合会に納めて、市から医療費を払うのでなくて、連合会から払うというような仕組みの内容であります。これで鉾田市が高野議員が言うように反対してなった場合に、鉾田市の高齢者の方が医療にかかるのにどのように迷惑するのか。財源あって、本当に住民の皆さんが安心してかかれる医療制度の構築がやはり市に求められることでありますので、高野議員の反対討論に対しましては、私は全く賛成はできませんし、今回の後期高齢者医療制度に関しましても、今までの老人制度の、それを見直しながらの新たなスタートでありますので、私は原案のとおり賛成の意を表して討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) 請願第19―5号について討論の通告がありますので、これを許します。 初めに、委員長報告に反対の発言を許します。高野 衛君。 ◆25番(高野衛君) 私、日本共産党の高野 衛は、請願第19―5号 鹿島鉄道跡地購入に関する請願に賛成する立場から討論を行います。 旧鉾田駅周辺は、鉾田市街地中心部であり、人口や住宅が密集していながらも、近くに公園もなく、そして緑も少なく、市民の間からも憩いの場としてくつろげる公園が欲しいとの声が出されています。また、商店街ににぎわいをつくる上で人の流れをどうつくるか大きな課題となっていますが、鉾田市に用地を購入をしていただき、町の駅をつくる内容は大事な提案の1つとして受けとめ、鉾田市のまちづくりに役立てるべきと考えます。鉾田市の土地利用計画の基本方針や中心市街地整備の基本方針とも一致をしているものであります。議会は、市民の声をしっかり受けとめる立場に立って判断すべきと考えます。以上の理由から本請願に賛成をし、討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。井川茂樹君。 ◆11番(井川茂樹君) 私は、鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願について、委員長報告に対しまして賛成する立場から討論を行います。 この請願については、多額な財政負担が生じる内容になっています。教育環境や生活環境の整備、基幹産業である農業の振興、そして少子高齢化の進展による福祉の充実など本市が取り組まなければならない多種多様な行政需要が山積している中、本市の財政事情などを考慮したとき、跡地購入のための財源を確保することは極めて困難であることを考えざるを得ません。そしてまた、緊急性や必要性を考慮したとき、慎重にならざるを得ません。 以上の理由から委員長報告に対して賛成の意向を表明し、討論を終わります。 ○議長(石﨑良一君) ほかにに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これより採決に入ります。 議案第1号 平成20年度鉾田市一般会計予算について採決いたします。 議案第1号に対する委員長報告はいずれも原案可決です。 お諮りいたします。議案第1号を原案のとおり可決することに賛成者の起立をお願いいたします。          〔賛成者起立〕 ○議長(石﨑良一君) 起立多数によって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第2号 平成20年度鉾田市国民健康保険特別会計予算について採決いたします。 議案第2号に対する委員長報告は原案可決です。 お諮りいたします。議案第2号を原案のとおり可決することに賛成者の起立をお願いいたします。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) 今異議がありますので、起立採決をいたします。 議案第2号を原案のとおり可決することに賛成者の起立をお願いいたします。          〔賛成者起立〕 ○議長(石﨑良一君) 起立多数によって、議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第3号 平成20年度鉾田市老人保健特別会計予算について採決いたします。 議案第3号に対する委員長報告は原案可決です。議案第3号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第4号 平成20年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算について採決いたします。 議案第4号に対する委員長報告は原案可決です。 お諮りいたします。議案第4号を原案のとおり可決することに賛成者の起立をお願いします。          〔賛成者起立〕 ○議長(石﨑良一君) 起立多数によって、議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第5号 平成20年度鉾田市介護保険特別会計予算について採決いたします。 議案第5号に対する委員長報告は原案可決です。議案第5号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第6号 平成20年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算について採決いたします。 議案第6号に対する委員長報告は原案可決です。議案第6号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第7号 平成20年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算について採決いたします。 議案第7号に対する委員長報告は原案可決です。議案第7号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第8号 平成20年度鉾田市旭区域水道事業会計予算について採決いたします。 議案第8号に対する委員長報告は原案可決です。議案第8号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第9号 平成20年度鉾田市鉾田区域水道事業会計予算について採決いたします。 議案第9号に対する委員長報告は原案可決です。議案第9号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第10号 平成20年度鉾田市大洋区域水道事業会計予算について採決いたします。 議案第10号に対する委員長報告は原案可決です。議案第10号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願について採決いたします。 請願第19―5号に対する委員長報告は採択です。請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願を採択することに賛成の方の起立を願います。          〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) 山口 德君。 ◆16番(山口德君) 退席させていただきます。 ○議長(石﨑良一君) はい。          〔16番 山口 德君、9番 岩間勝栄君、10番 畠 長弘君、           14番 小泉茂尋君、15番 友部政德君、18番 菅谷幸雄君、           22番 勢司正躬君退場〕 ○議長(石﨑良一君) 請願第19―5号 鹿島鉄道(旧鉾田駅)跡地購入に関する請願を採択とすることに賛成の方の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(石﨑良一君) 起立少数によって、請願第19―5号は不採択することに決定いたしました。          〔議員7名入場〕 △閉会中の継続審査について ○議長(石﨑良一君) 日程第4 閉会中の継続審査の件について。 本件は、総務企画常任委員会経済建設常任委員会厚生文教常任委員会、議会運営委員会各委員長から、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石﨑良一君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(石﨑良一君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 本定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。 続きまして、議長のほうから3月定例議会の閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。今期定例会は、3月4日以来、本日まで16日間にわたり、提案されました新年度予算を初め多数の重要議案について審議され、本日ここに全議案を議了し、無事閉会の運びとなりましたことは、各位とともにまことに喜びにたえません。今回提出されました議案については、議員各位の終始極めて真剣な審議により、それぞれ適切妥当な結論を得たものでありまして、ご精励に対し深く敬意を表しますとともに、衷心より深く御礼を申し上げます。 また、市長を初め執行部各位におかれましても、審議の間、常に真摯な態度を持って審議にご協力くださいましたご苦労に対しまして深く敬意を表します。今期定例会において成立いたしました諸議案の執行に当たりましては、本会議あるいは委員会において議員各位から述べられました意見なり要望事項につきまして特に考慮を払われ、執行の上に十分反映されますよう、さらに一層の熱意と努力を払われますよう希望するものであります。 なお、今定例会を最後に、3月いっぱいをもって退職なさる総務部長を初めとする6名の部長方には、これまでのご功績とご苦労に対しまして深く謝意を申します。長い間本当にご苦労さまでした。今後とも鉾田市勢発展のため、ご指導、ご協力を賜るようお願い申し上げます。(拍手) 終わりに、今会期中に賜りました議員、執行部各位並びに関係各位のご協力に対し、衷心より御礼を申し上げまして、閉会の言葉といたします。 これをもちまして平成20年第1回鉾田市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                午前11時40分閉会...